제로 팩토리얼 #02 : 포스타입 포스트

「暑くてしょうがないのに、なんで登山?」

「どこの学校が体育祭の前に登山に行かせるんだよ。」

前を歩く生徒たちがぶつぶつ言った。その通りだった。中間テストが終わった直後に体育祭の日程が決まり、2週間後には6月の全国学力調査がある予定だった。芸術・体育系の生徒たちが多く、体育祭の準備にも熱意を注いでいるが、さらに1、2年生全員が学校と隣接する登山コースを登ることになっていた。体育祭の式典行事とか何とか。

健康な身体に健康な精神が宿るという格言を真理のように受け止める校長のおかげで、ゼベ高校の生徒たちは体育大会だけでなく体育の時間も自習では過ごさなかった。高校3年生になっても同じで、週に1、2回でも校庭や体育館に追い出され、体を動かさなければならなかった。

心臓の手術歴によって体育の授業で例外を認められたハオは内心期待したが、体育の先生は登山は必ず行かなければならないと言い張った。むしろ健康に良いから心臓が丈夫になるんだと。辛かったら途中で降りてこいとも言われ、授業を休むわけにもいかないので、仕方なく連れてこられた。

午前中で授業を切り上げることに歓喜する生徒も居たが、学校の授業だけで進度についていくハオとしては、1分1秒がもったいなかった。汗をかいて足が痛くなるだけの登山をなぜするのか、さっぱり分からなかった。

「辛い?」

「少し。でも歩けるよ。」

「大変ならおんぶしてあげようか?」

後ろでハンビンがふざけて言った。呆れて言い返そうとしたが、前の方で立ち止まってしまい、タイミングを逃した。

暫く休憩することにした。水を飲んだりおやつを食べたりする生徒たちの間から、「半分まで来たぞ」と励ます先生の声が聞こえた。初めが上手くいけば半分は終わったようなものだから、もう少し頑張ろうって。ハオは、ここが半分なら今新しく始めたことになんじゃないかと思った。半分も登っていないと考えると、反抗的な気持ちが湧いてきた。

「これ食べる?」

顔色が悪くなったハオがかわいそうだったのか、ファンサンヨンがチョコバーを一つ差し出した。半分ぐらい口を開けて、半分ぐらい気を抜いていたハオが首をかしげた。

「僕にくれるの?」

「うん、辛そうだったから。甘いものを食べたら少しマシになると思う。」

思わず受け取った。頑張れよと肩をポンと叩いて消える姿を目で追った。“俺があまりにも優しくしてくれて嬉しいって”と苦しむ姿が思い浮かんだ。なぜか少し分かるような気がした。意外と優しい面があるんだね。その子は好意を自分への興味と勘違いするほどわくわくしていたのだ。

チョコバーを手にしたままぼんやり立っていると、肩を引っ張る力にふらふらした。ミネラルウォーターを飲んでいたハンビンがハオを引き寄せ、自分の方に向けた。不満そうに片方の眉をひそめる。水を含んだ両頬がふっくらと膨らんで、ハムスターのようにかわいかった。

「ハンビン、これ一緒に食べよう。」